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【華道家・假屋崎省吾と小鹿田焼のコラボ作品】

　前向きに美を追求し続ける華道家として知られる假屋崎省吾さんが１２日から、国の重要文化財指定が決まったばかりの県内最古の商家「草野本家」（日田市豆田町）で、生け花展「天領日田草野本家に挑む」を開く。

　假屋崎さんは伝統的建築物への関心が高く、国登録有形文化財の「目黒雅叙園百段階段」（東京）でも個展を開催。今回の個展も、こうした伝統的建造物で開く「挑む」シリーズ第３弾となる。

　生け花は、豪商の館として新座敷や控の間、茶室、帳場などがあり元禄時代の趣を残す草野本家に４０点を展示。このほか、豆田町内にある日本丸館と天領日田資料館、長福寺（国の重要文化財）の４カ所にも作品を置くという。鑑賞券は一般１２００円、小中高生５００円（前売りは２００円引き）

　生け花展に合わせ１２日午後１時からは、假屋崎さんのサイン会を開く予定。また、１７日午後７時からは同市のパトリア日田でトークショーもある。一般３５００円（同５００円引き）。

　問い合わせは、日田市観光協会＝０９７３（２２）２０３６。

(2009/11/11付 西日本新聞朝刊)

假屋崎省吾特別花展での花器は小鹿田焼が使われるとのことです。

どんな作品になるか楽しみです。